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いただきまぁす。…ご馳走様でした。

擬製豆腐

2017/01/22 13:39 くらし

昨今、日本文化・伝統について考えさせられることが多い。

しかしながら、食文化だけを見てみると歴史的には対外交流の末に生み出された料理が多く、列島地域という特性を見事に生かしたミックスカルチャー(多様性文化と言った方が好いのかなぁ?)が日本文化なのだと再認識させられる。

いわゆる、単一民族による独自文化ではなく、寛容性の高い柔軟なアレンジ文化なのだということ。

その中でも、固定化した食文化に『精進料理』がある。その中でも特に注目したいのが『擬製豆腐』。…写真手前が蒲焼擬き、左上揚げ湯葉、そして右上厚焼き玉子擬き。

昨今、ヴィーガンなる食文化が世界的に流行りつつある中、『精進料理』は仏教伝来と共に列島文化に渡来したとのこと。豆腐も一緒にやってきた可能性は高い。確かに、縄文時代の遺構から『豆腐』の形跡は見つかっていない。しかしながら、写真の皿盛を見てもらうと、ハジカミ(ショウガ)・菊の葉以外の料理はすべて基本的に豆腐。…動物性たんぱく質は皆無…個人的に恐れ入るのは『厚焼き玉子』に見える『擬製豆腐』の技術…匠也。見た目はどう見ても『卵焼き』に見える。…しかしながら、これ、本当に豆腐なのです。レシピは判らずじまいなのですが…ここからは憶測です…しっとりと仕上がった食感、香り、そして見た目の黄色から、ヒエかアワのような雑穀を裏ごし豆腐に練りこんで、ツナギにすりおろしたイモ類または片栗粉を使用し、酒・塩・味醂(みりん)で味を調え、蒸し固めて冷やしたものに焦げ目を付けたのでは…と。

時間ができ次第自宅で実験開始です。

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